ソビエト絵画の油彩(油絵)作品などを買取りさせていただきました。

買取品詳細

スタッフから一言

本日は練馬区のお客様より遺品整理の査定依頼をいただきました。

月光荘のソビエト絵画作品などをお譲りいただきました。

【月光荘とソビエト絵画(ロシア絵画)】
月光荘は銀座にある画材店の老舗で、社長が政財界に明るく冷戦時代の旧ソ連にも人脈があったので、
ソ連から多くの絵画を借りて展覧会を企画しました。
1971年に月光荘ギャラリーで「’71現代ソビエト絵画展」を開催してから79年まで毎年、
月光荘ギャラリーや日本橋・三越などでこの展覧会シリーズを開いています。
1975年にはレーピン作「ボルガの曳き舟人」を目玉にした「ロシア・ソビエト国宝絵画展」を
日本橋・三越などで開催し、一大ブームを呼びました。
この勢いで銀座6丁目に東京国際美術館を開館し、「想い出のロシア三大国宝絵画展」「レーピン名作展」
「トレチャコフ美術館名作展」などを開催。
1974年にはロシア美術専門の雑誌「カルチーナ」が月光荘から発行され、「カルチーナ・ニュース」という
豆ニュースも東京国際美術館から1978～79年に発行されました。
ロシア絵画の魅力を日本に伝えた月光荘と東京国際美術館の功績は、とても大きいと思います。

この度はお譲りいただきまことにありがとうございました。